ふきのとう
立春(2月4日)を過ぎた今の時期、雪解けを待たずに顔を出す「ふきのとう」は、春の訪れを告げる一番走りの食材です。
苦味の正体は「冬眠明けの体」へのスイッチ?
ふきのとう特有の苦味成分は、ポリフェノールの一種である「植物性アルカロイド」や「フキノール酸」です。これらの成分は、冬の間に滞りがちだった新陳代謝を活性化させ、肝機能を高めたり、解毒を助けたりする働きがあります。
冬眠から目覚める動物のように、私たちの体もふきのとうの苦味で『春モード』にスイッチです!
つぼみと花、どっちが美味しい?
ふきのとうは「フキ」の花のつぼみですが、開花して背が伸びてしまうと苦味が強くなりすぎ、筋っぽくなります。葉がまだ硬く閉じているつぼみの状態が、香りが高く最も美味しい時期です。
ふきのとう」と「フキ」の不思議な関係?
ふきのとうが成長してフキになると思われがちですが、実はちょっと違います。
同じ地下茎から出てきますが、花(ふきのとう)と葉(フキ)は別々の芽として出てきます。先に花が咲き、その後に大きな葉(私たちが煮物で食べるフキ)が伸びてくるのです。
ふきのとうには微量の天然毒(ピロリジジンアルカロイド)が含まれるため、灰汁(あく)抜きが必須ですよ。




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