「ル・マン24時間レース」初開催の日
- KMS05
- 5月26日
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世界三大レースの一つである「ル・マン24時間レース(Le Mans 24h)」。
1923年5月26日、まさにその歴史が始まった記念すべき日です。
ただ速さを競うだけでなく、24時間でどれだけ長い距離を、壊れずに走りきれるかを競うこのレースは、自動車の「耐久性」「安全性」そして「燃費技術」の極限の実験場でもあります。
時速 300km/h以上が延々と続くストレートが舞台となる「サルト・サーキット」は、普段は一般道として使われている公道を含んだ1周約13.6kmの特設コースです。
かつてはユノディエールと呼ばれる全長 6kmに及ぶ超ロングストレートがあり、最高時速は 400km/h を超えていました(現在は安全上の理由から2つのシケインが設けられ、時速 330km/h前後に抑えられています)。一般道を時速300km/h以上で走り続けるため、マシンにはとてつもない振動と負荷がかかります。エンジンの耐久性はもちろん、空力(ダウンフォース)が狂うと車体が浮き上がって大クラッシュするリスクと常に隣り合わせです。
また、夜間と天候急変という魔物が存在します。24時間走り続けるため、当然漆黒の夜が訪れます。公道セクションには街灯がなく、ドライバーはマシンのヘッドライトだけを頼りに時速300km/h以上で暗闇を切り裂きます。さらに、初夏のフランスは天候が非常に不安定。コースの半分は豪雨なのに、残り半分はドライ路面という過酷な状況も珍しくありません。刻一刻と変わる状況下で、いつタイヤを交換するか、誰をドライバーにするかを判断するピットの戦略(指揮官)の能力が試されます。




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